12/12(日)に型取り技術の芸術家集団「形狩り衆」の企画するワークショップ、『ライフマスク製造体験』に参加してきました。
(『形狩り衆』さんについてはこちら)
そもそもライフマスクとは皆さんご存じでしょうか?
ライフマスクとは石膏を用いて生きている人間の顔の形を写し取ったマスクのことです!
形狩り衆は「ライフマスク」を唯一無二の存在証明として永遠に残そうと考えており
ワークショップを主導するだけでなく、その技術を参加者に伝承することで
風習として地域に根ざすことを目指しているようです。
自分のライフマスクが取れるってとても面白そうじゃないですか??
こんな機会滅多にないと思い、わくわくな気持ちでレッツゴー!
今回は中川根第一小学校の図工室にて行いました。
図工室に行くとそこには石膏やガーゼなどが並べられていました。
準備として髪の毛などが邪魔しないように毛の生え際をサランラップで止めました。
顔にサランラップを巻いていることが新鮮( ゚Д゚)
準備ができたところで石膏にガーゼを浸して、いざ顔に貼っていきます。
顔に貼られた感覚としては「冷たい!!」冷えピタを顔全体に貼られている感覚です。
最初は冷たく、心地悪かったのですが乾燥してくると温かくなってきました。
これは石膏から水分が抜けるときに熱を持つらしいです!
顔が塞がれて、目の前が真っ暗&温かいで眠くなってしまいました(´Д⊂ヽ
そんなこんなで顔全体に貼り終わりました!
それがこちらです!ドーン!

傍から見ると面白いですね。
この状態で固めるため、しゃべることもできませんでした。
話すことができないのが一番苦痛でした^^;
このまま20~30分経つとすべて固まってきました。
型を外すために「変顔して!」と言われマスク内でたくさん顔を動かしました。
ずっと視界が暗かったため、マスクが外れた瞬間はとてもまぶしかったです。
赤ちゃんがお母さんのお腹から生れたような感覚でした(笑)
その後型に石膏をまた流してオリジナルの、ライフマスクが完成しました!

人生初のライフマスクが完成してとても楽しく、嬉しかったです。
出来上がったものは形狩り衆さんが回収して展示会で展示していただけるようです。
希望する方は、ライフマスクの焼いたものを買うこともできます。
僕は記念に購入しました!!
お家に届いたらどこに飾るか悩み中です(笑)
伝統の文化というものに触れる機会があまりなかったためとても貴重な体験になりました。
素敵な文化も誰かが広めない限り、どんどん消えて行ってしまうので
この文化を多くの人に広めて長い歴史に残したいと感じました。